JAKUETS COMMUNICATION MAGAZINE
INUHARIKONEWS vol.20
未来は、あそびの中に。
清掃から変える
園児との触れ合い時間確保のために
本来の保育にかける時間を増やし、きれいな園を保つ
interview

幼保連携型認定こども園
青葉幼稚園
園長 後藤 正幸 先生
近年、幼保施設における職員の業務負担軽減が叫ばれており、厚生労働省も働き方のガイドラインを示すなど、大きな問題となりつつあります。そんな中、施設の清掃やメンテナンス業務は保育現場において、どう影響してくるのでしょうか。
3年前に幼保連携型の認定こども園へ移行し、園舎・園庭を再整備した愛媛県伊予郡松前町青葉幼稚園の取り組みを取材させていただきました。
75年前に神社の境内で開園
認定こども園への移行に合わせて、園舎・園庭を再整備

境内での預かりが幼稚園としての始まり。
本園は戦後、園舎の隣に鎮座する高忍日賣(たかおしひめ)神社の境内で開園しました。
長らく幼児教育一筋に歩んで参りましたが、社会的な子育てニーズに対応するため、令和2年4月に幼保連携型認定こども園へと移行し、これに合わせて園舎・園庭の再整備を実施しました。
大きな負担となった
新型コロナの感染症対策

より良い教育・保育環境を目指し、新しい園舎・園庭でたくさんの園児や保護者に親しんでもらいたいと願っていた矢先、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が出され、園においても様々な対応が求められました。
新型コロナ感染症対策が職員業務の大きな負担となったことで、園として業務負担の軽減に最優先で取り組むことにしました。
保育と直接関連のない清掃業務負担から見直し
一部を外部委託により効率化

施設が大きくなった分、維持管理するための清掃範囲も広がりました。さらにそこへ新型コロナの感染症対策が必要となり、職員がそれらに手を取られる時間も増大しました。
園としてまず取り組んだのが、この清掃業務の軽減でした。教育・保育関連以外の業務を担う人員を増やしたり、日々の清掃業務の一部を外部業者に委託しました。
これにより、職員は教育・保育に関わる業務に専念しやすくなり、施設全体がきれいに維持できるようになりました。
日々の業務と定期的なプロの
メンテナンスを使い分け

基本的には、日々の清掃は職員や外部の業者が行い、加えてトイレ、エアコン、砂場、厨房など、衛生面で気をつけなければいけない箇所では定期的なメンテナンスをジャクエツさんに委託しています。
ジャクエツさんには新園舎の設計を依頼した経緯もあり図面・設備など隅々まで把握してくれているので、依頼する側の労力があまりかからないのも大きいですね。
メンテナンスを休園日に実施していただけるなど、園の運営の都合に合わせて実施いただけるのも大変助かっています。





不意の支出リスクが軽減
予算計画も立てやすく

一時期よりは新型コロナの影響による業務負担は減りましたが、これらの取り組みは一過性のものではなく、今後も継続的に必要であると考えています。実際、ジャクエツさんとは、複数年度の計画を立て、施設の長期的な維持管理をサポートしていただいています。
メンテナンス不足による不意の修繕で発生する支出のリスクを軽減でき、園の予算計画を立てやすくなることもメリットだと感じています。
業務負担軽減と衛生維持を
効率的に解決できた成功ケース
まだまだ職員の業務負担に関して課題はありますが、業務負担軽減と衛生維持の両面を効率的に解決できた一つの良い例だと捉えています。
新型コロナの規制も徐々に緩和しつつあり、多くの園児や保護者、そして職員も、新しくきれいな園舎を日々喜び、親しんでくれていると感じています。
この新しい園舎も、一定期間を過ぎれば大規模な修繕が必要になる時が来ると思います。しかし日頃から園舎をきれいに保つことでその時の費用を大きく軽減し、より長くきれいな園を保つことにつながると思います。
これからも、日々の維持管理と定期的なプロによるメンテナンスの双方の視点を大切にしていきます。

2023年10月発行
発行:株式会社ジャクエツ
A2103-0800-15093



